スイス方式とは
スイス式とは、意図的に同レベルあるいは近いレベルと判断される強さの者同士を対戦させることにより、 リーグ戦(総当たり戦)に比べて、少ない試合数である程度の順位付けが可能となる対戦方式である。 具体的には次のような手順で行われる。 @1回戦はランダムな組合せで対戦する。 A2回戦は、勝者(1勝)同士と敗者(1敗)同士が対戦するように組み合わせる。 B3回戦は、2勝・1勝1敗・2敗のそれぞれが、同じ成績同士で対戦する。 C4回戦以降も同様に同じ成績同士で今まで当たっていない相手との対戦を繰り返す。 規定の試合数をこなした時点で最も成績の良いチームが勝者となる。成績の算定方法は基本的に @勝数(引き分けは0.5) A対戦した相手がどれだけの勝数をあげているか(ソロコフという) B勝利した相手がどれだけの勝数をあげているか(SBという) の順で決定される。 今回のペタンク世界選手権においては、全5試合を行い、その結果に基づいて順位付けがされており、 順位の算定方法は @勝数 Aソロコフ(対戦した相手がいくつ勝っているか) B全試合での総得点 C全試合での得失点差 の順により決定されている。 スイス方式を採用した場合、全チームの対戦が終了しないと次の対戦を決められないため、世界選手権 においては、時間制限を設けて行われている。 時間は1時間15分+2メーヌである。(注:時間制+○メーヌはスイス方式とは無関係) |